世界初のA0フルカラープリンタ
株式会社ケイアイピー(本社:東京都大田区矢口1-5-1 資本金:2億円)は、普及期クラスで世界初のトナータイプのプリンタKIP Color80」をIGAS2007に参考出品した。このKIP Color80の展示は国内で初めて。
現在大判市場でなインクジェットタイプのプリンタが多く普及しているが、いずれも数分から数十分の出力速度。
このKIP Color80を使用すると1分間に数枚のA0サイズ出力を可能にし、フルカラー大判サイズの高速印刷が可能になる。
KIP Color80は4本のロール給紙機構と手差し給紙機構を採用し5ウェイのメディアが使用可能。また、高額なインクジェット用紙を使用せずに、安価なPPC用紙が利用できるためランニングコストも大いに低減できる。
トナーは、CMYKの4色のトナーで、フルカラー表現を実現しており、インクと違い耐光性が強く長い時間の掲示物にも適す。
掲示印刷用途には、フィルムメディアを使用したり、PPC用紙への印刷をラミネート加工することでさらに発色を長い年月維持できるようになる。トナータイプの印刷方式は、インクジェットと違い紙へのにじみがなくシャープな画像が得られる。
この商品が市場投入されれば、インクジェットでしか印刷できなかった様々な分野で多く使用され、活躍していくものと見られる。
「リプログラフィー ニュースによる」
まだ発売はされていない。どのくらいの金額で売り出されるのか、発表されていない。大判のA0、A1、A2のサイズのフルカラーを多く出力する企業は、大いに関心があるであろう。
ただ、どの程度の品質をクリアしているのか、見てみたい。コスト削減が出来そうだ。