RedHatLinux8.0をインストール
FUJITSU LOOX T86AにRedHatLinux8.0をインストールしてみました。
電源を入れて、富士通のロゴの下にメッセージが表示されている間に、F12を押します。 インストールCDをセットして起動メニューのATAPI CD-ROMドライブを選択します。
RedHatLinux8.0のインストーラーが起動します。 boot:と表示されたらEnterを押します。 しばらくするとグラフィカルなインストール画面が表示されるので指示にしたがいインストールしました。
LOOX T86Aは1280x768の変則的なディスプレイなので横に伸びた画面で表示されています。
富士通のサポートページの/etc/X11/XF86Configのサンプルを参考に設定すると1280x768で表示されるようになりました。 ここに設定したファイルをおいておきます。
次に無線LANを設定します。
LOOX T86Aの無線LANはorinoco_pciというモジュールを組み込むことで使えるようになります。
ターミナルから
# /sbin/modprobe orinoco_pci を実行してモジュールを組み込みます。
# /sbin/lsmod を実行してorinoco_pciが組み込まれていることを確認します。
# /sbin/ifconfig -a を実行して、NICの名がeth1で登録されているか確認します。
起動時にモジュールが組み込まれるように/etc/modules.confに下記を追記します。
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alias eth1 orinoco_pci
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これでメインメニューの[システム設定]-[ネットワーク]でデバイスを追加して ワイヤレス接続の設定をすれば使えるようになります。
しばらく使ってみましたがOpenOffice.orgが便利です。
それまでは、Linuxを使っていて受信したメールの添付ファイルがMS Excelファイル だったりすると開くことができず、WindowsのPCでメールを受信しなおして開く。 なんてことをやっていましたが、OpenOffice.orgはMSOfficeと互換性があるため 読み書きできます。ただ、LOOX T86Aで使うには少し重いと思います。