ISO9001認証取得の喜び
2001年1月29日 ISO9001の認証を取得しました。
1年間の苦労が実り審査登録証が交付されました。
ISO9001認証登録 SGS/J/313/01
審査登録証
田無支店の内部品質監査員 田無支店長 は涙を流した。
当社は各店長の権限が多く、それに伴って勉強することは山のようにありました。
ISOのなんたるかも全然知らない状態から取得するすまでに相当な苦労があったのも当然です。
田無支店長の涙は、本当に苦労した者が喜びに流した涙です。
零細企業の当社の社員がISOとは何かなんて知るはずもありません。
たとえ耳にはしたことがあっても、具体的な内容を理解していた者は一人もいませんでした。
それが、いきなりISO9000Sを取得するということを発表したのですから全員ビックリしたものです。
それからの社員の苦労はここで簡単に書けるものでもありません。
ISO取得に一番必要な物は、社員全員の品質管理への取り組みであり、ISOへの理解であると思います。
そのことを理解させるためにはじめにしたことは、取得審査の話でした。
審査の時には、社員の誰かに無作為に質問があり、それの答えられなければ、ISO取得が出来ないと言うことを話したのです。
社員は困惑し、何を質問されるか分からないことが不安感を一層かきたてました。
はじめは、会社の方針と言う事でしかたなく取り組む者もいましたが、勉強会などを重ねるうちに全員がやる気を出しがんばってくれるようになりました。
マニュアルができた時には全員が声を出し読みました。
当初は、全然理解できない社員の不安はそうとうなものだったでしょう。
後半の内部監査ではほとんどの人が完璧に答えることができました。
この努力は私自身がビックリするものでした。
このようなことが通常の業務で誰もが多忙な中で数ヶ月も続いたのですから、取得できた時の喜びは大変なものでした。
この場を借りて取得に向けて大変な努力をしてくれた、全社員に感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。
これから取得を目指す企業、担当者の皆様にもこの喜びを味わってください。