電子データ閲覧の問題
電子データは紙からスキャンされた物だけでなく、AutoCADやワード等で直接電子データとして作成されている事も多くあります。
紙からスキャンされたデータであれば、ほとんどの場合問題なく、どんなパソコンでも開くことが出来ます。
しかし、電子データとして作成されている物は、作成したソフトウェアをインストールしなければ閲覧することが出来ない場合があります。
このような問題は電子化が進み、ファイルが共有されるほどに増えていくでしょう。
閲覧できない電子データを見るには、その電子データを作成したソフトウェアを購入するしかないです。しかし、AutoCADは10万円以上しますし、安いパソコンはワード等も入っていない事があります。
人から渡されたファイルを閲覧だけする時や、ネット上からダウンロードしたファイルの内容を確認したい等、一時的に必要になる場合は購入するのは勿体無い気がします。
そこで最近ではPDFのAcrobatReaderのような、メーカーオフィシャルの閲覧専用ソフトが公開されるようになってきたようです。
これらの閲覧専用ソフトの多くは無料配布されているようなので、誰でも自由に使うことができます。
pdfの場合
AcrobatReader
AdobeのPDFを開くことが出来ます。
docの場合
Word Viewer 2003
ワードで作成されたファイルを開くことが出来ます。
xlsの場合
Excel Viewer 2003
エクセルで作成されたファイルを開くことが出来ます。
pptの場合
PowerPoint Viewer 2007
パワーポイントで作成されたファイルを開くことが出来ます。
dwgの場合
DWG TrueView
AutoCADで作成されたファイルを開くことが出来ます。
xdwの場合
DocuWorks Viewer
ドキュワークスで作成されたファイルを開くことが出来ます。
これらの閲覧専用ソフトはメーカーオフィシャルのものなので、バージョン等が合えば正確に表示・閲覧することが出来ます。
未知のファイルを閲覧したい場合は、メーカーのホームページで閲覧専用ソフトが在るか確認してみると良いでしょう。