今後の紙情報の行方
図面や書類等の紙情報は20数年前に劇的に減少するといわれていました。
この当時の電子データ化は特殊な装置を使用し、そのものが無ければ閲覧できないシステムになっていました。このシステムは最近まで残っており、この光システムが弊害となり、電子化を進める上で妨げになっておりました。
実際何度かこんなものを作成しても何にもならないと言われた事もあります。紙情報は日本経済の発展に伴い、実質増加しました。
しかし近年PCの普及が末端まで普及したため、紙情報は一定の水準を維持しているようです。しかし今後減少していくのは必須ではないでしょうか。現実に全国の役所における完成図書の提出部数は減少しており、今後電子データのみの提出になると予想されます。しかし紙情報が0になるわけではないと思います。
紙情報のデータベース化は以前いろいろなファイリングシステムとして発売されてきましたが、電子データベースにはかないません。電子データであれば簡易なデータベースは必須なわけです。これを一歩間違えると、紙データのほうがよかったということになります。大規模な場合を除いて、エクセル、アクセス等を使用して検索ソフトを導入すればそれほど難しいことではないかと思います。この点でも株式会社精美堂の検索ソフトがご利用できると考えています。
書類の廃棄等に関しては『不要な図面や書類の廃棄』をご参照ください。