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ドキュメントイメージスキャナQ&A 第6回

月刊 IM(Journal of Image& Information Management) 2002年6月号( 第41巻 第6号)29頁に掲載されたものを許可を得て転載したものです。
http://www.jiima.or.jp

ドキュメントイメージスキャナQ&A
町田政彦 キヤノン電子(株)

<第6回>
Qドキュメントスキャナには、色々なオプションがあります。それぞれの役割について教えて下さい。

Aドキュメントスキャナで使用される主なオプションにつき説明します。

インプリンター:メーカーによってはエンドーサーと呼ばれる場合もあります。インクジェットでスキャンする原稿に主にアルファベット、数字、記号等を印字します。スキャン前に印字するプリスキャン・インプリンター、スキャン後に印字するポストスキャン・インプリンターがあります。プリスキャンであればスキャンした画像にインプリンターで印字したものが記録されますし、ポストスキャンであれば記録されません。また、印字を原稿の表面に行なう場合と裏側に行なう場合があります。用途は、原稿が確実にスキャンされたことの確認や、スキャンデータとオリジナル原稿の照合等に用いられます。印字する文字はアプリケーションソフトから指定します。

エンドーサー:ほとんどの場合インプリンターのことですが、例えばキャノンでは主に小切手の裏書用に、インクロールを用いたものをインプリンターと分けてエンドーサーと呼んでいます。印字する文字はアプリケーションソフトから制御するのでなく、ユーザー固有のスタンピングプレートを作成して印字します。

圧縮ボード:カラー、多値画像のようにファイルサイズが大きいものは、PCへの転送、処理に時間がかかります。そこでスキャン内で画像を圧縮し、ファイルサイズを小さくしてからPCへ転送するのが圧縮ボードです。カラー、多値画像を圧縮するJPEG圧縮ボードが一般てきです。

画像処理ボード:スキャナは様々な画像処理を行ないます。細線補完、クロッピングと呼ばれる画像のゴミ処理、色調を変えるガンマ補正、文字部と写真部を分けて文字部を二値で読み取り写真部を多値で読み取る自動像域分離等があります。こういった画像処理を行なうのが画像処理ボードです。スキャナによってはこういった処理をドライバ側で行なっている機種もあります。
増設メモリー:比較的高い解像度で、大きなサイズの原稿を、カラーあるいは多値でスキャンすると当然ファイルサイズが大きくなり、標準で搭載されているメモリーでは処理できなくなる場合があります。そういった場合にはメモリーを増設する必要があります。基本的に高速ドキュメントスキャナでは、解像度でカラーあるいは多値でスキャンするケースは多くありません。そこで必要なユーザーだけが増設メモリーを購入できるようになっているわけです。

バーコードデコーダー:バーコードをハード的に自動認識するものです。ソフト的に処理する場合、解像力が低過ぎると認識率が落ちる、という欠点があります。ハード的に処理した場合、解像度を下げてスキャン速度を上げファイルサイズを小さくしても、認識率が落ちることはありません。

ランプユニット:標準で装着している光源とは違う色をドロップアウトさせたい時に使用します。赤色のものが通常用意されております。これは、例えばフォームズプロッセッシング等で罫線を赤色で印刷した原稿を使用し、スキャン時にその罫線をドロップアウトしてOCR処理を行なうためです。最近ではランプユニットを交換しなくてもカラードロップアウトが可能な、カラー対応のドキュメントスキャナが増えてきております。

もちろんこれらのオプションは、機種によっては標準で装備されている場合もあます。

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