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ドキュメントイメージスキャナQ&A 第1回

月刊 IM(Journal of Image& Information Management) 2002年1月号( 第41巻 第1号)20頁に掲載されたものを許可を得て転載したものです。http://www.jiima.or.jp

ドキュメントイメージスキャナQ&A 
町田政彦 キヤノン電子(株)

<第1回>
 世の中のデジタル化の進展に伴い、大量のドキュメントを高速で読み取り、デジタル化するドキュメントイメージスキャナの需要が、近年大きく伸びてきております。
 このコーナーでは、そんなドキュメントイメージスキャナに関する質問にお答えします。


Qスキャナの読取りセンサにはCISとCCDがあるようですが、それぞれの特徴は何ですか?


ACISとは「Contact Image Sensor」の頭文字3文字をとったもので、「密着型イメージセンサ」と訳されています。CCDは、「Charge-Coupled Device」の頭文字3文字をとったもので、CCD自体は受光素子の一つであり、多くの場合縮小光学系と呼ばれる構造とともに使用され、それを用いたセンサを「縮小光学系CCDセンサ」(以下、CCDセンサと略します。)と呼んでいます。

CISは原稿に密着しているためCCDセンサに用いられる縮小光学系が不要であり、装置(スキャナ)の小型化が図られます。また、消費電力の低減、装置の低コスト化も図れるといわれております。画質としては、ユニット毎の調整が不要なCISの場合は、光源、レンズ、センサ等の調整が必要なCCDセンサに比べ、スキャンした画像の伸縮が起きにくいといわれております。

一方、CCDセンサに用いられる縮小光学系は焦点深度が深いため、CISの場合と比べてよりシャープな画像が得られるといわれております。CISの場合、原稿をガラス面にしっかりと密着させればシャープな画像が得られないというわけです。

以上のことは、あくまで一般的に言われていることをご説明したものであり、CCDセンサを使用しながらも小型な装置もありますし、CISを使用しながら非常にシャープな画像の装置もあります。購入を検討される場合は、CCDセンサだから、あるいはCISだからというのでなく、それぞれのスキャナを実際に確認していただいてからその選択をすることをお薦めします。
下図が、イメージ図です。

CIS採用のキヤノンDR-3080C

縮小光学系CCDセンサ採用の富士通fi-4340c

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